机上の空論主義者

-♰- 有言不実行の自信をブログ名で戒めろ -♰-

MarginNoteの使い方をまとめてみた(2020年8月現在)

こんにちは。インターンシップが中止になり、ここ2か月が暇人になったume-boshiです。


某ウイルスの影響で研究室にあまり行けず、論文調査やら論文執筆ばかりをしている方は多いのでははないでしょうか。奈良先端大は何の影響もないですが、私の母校では大学院生以外が登校できない状態が続いていたようで、後輩たちは論文調査ばかりやらされてるんだろうなと憐れむ気持ちです。爆破予告も来てたしな。

研究のために、既存研究を調査することは重要ですが、論文を大量に読んでいると、どこに何が書いてあったのか忘れてしまいますよね。

読んで、まとめるのが面倒くさくて忘れてしまうのは、正直時間の無駄です。


私は昨年の1年間、ずっと時間を無駄にしてきたので、今年度からは「MarginNote」というpdf論文管理アプリを使用し始めました。

ume-boshi.hatenablog.jp

このアプリ、慣れると高機能なのですが、初めて使ったときにいまいち使い方がわからなかったので、私が現在知っている範囲でアプリの使用方法(iPad)を本記事で紹介したいと思います。

使用の流れ

概要

  1. どこかから論文を探してくる(←ここが未だに苦手)
  2. 論文をインポート
  3. 論文を読み、ハイライトやメモを残す
  4. ツリー形式でまとめる
    という順で説明していきます。


どこかから論文を探してくる

論文を読むには、論文を探してくる必要があります。私はこの段階がかなり苦手なのですが、一応1年以上やっているので、初学者向けに検索できるサイトを記しておきます。

日本語の論文を探している場合は、CiNiijstageあたりで検索して探すことが多いと思います。jstageの方は「査読付き」で絞り込めるので便利です。ただ、この2つで検索しても出てこない論文がいくらかあり、自分の所属する分野のDBで検索することも重要です。

例えば私だと(情報処理学会電子図書館)[]でも検索しています。↑の2つでは検索しても出ないけれど、こちらでは自研究に近いものが見つかることもあり、やるに越したことはないでしょう。


英語論文だと、ACM Digital Libraryか、Research GatearXivが有名でしょうか。英語論文に関しては、検索が苦手すぎるので何とも言えません。ACM Digital LibraryでAND検索する方法がわからず、目的の論文に達することができません。

あと、個人的にはあまり検索精度がいいと思えませんが、Google Scholarは忘れてはいけないサイトでしょう。もはや一番最初にここで検索するかなと。


このように検索してきた論文をアプリの方に取り込むのですが、保存先のおすすめとしてはGoogle Driveなどのクラウドです。論文を複数端末で共有する場合に、クラウドに保存することはもはや必須事項でしょう。
クラウドに保存していることで、論文の検索はPCで効率的に行ない、論文のまとめはiPadで効率的に行うという使い分けが容易になります。

Macを持っている人はそちらのソフトと連携することで、もっといい方法があるのかもしれません。


論文をインポート

頑張って集めた論文を読むために、アプリに論文を取り込んでいきます。

左側のDocumentを選択
→ ①左上にある「import」を選択
→ ②「Add Documents from Files」
→ 論文を保存しているCloudを選択
→ ③論文を選択
→ 複数の論文をimportする場合は右上の「選択」をタッチ
→ 論文が読み込める

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論文をインポートする

論文をフォルダごとにまとめる方法もあります。説明する気力がないので適当に質問してください。


論文を読み、ハイライトやメモを残す

それでは、取り込んだ論文を実際に読んでいく段階についてです。

まずは論文を開き、文章を読みます(当たり前)。
その際、気になった単語や意味が分からない単語は、①長押しし「Research」を選択することで、MarginNoteアプリ内で調べられます。

論文の中で気になった内容は、

  • Apple Pencilを使用すると手書きメモができ、
  • ③長押し+ドラッグで、文字をハイライトできます。
  • ④まとめたい画像などがあれば、短形領域指定も可能です。

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論文を読む

ハイライトは多くの色を使うと混乱するので、私は下記のように使い分けています。

  • 黄色:注目すべき主張や目的について
  • 緑色:一般知識、定義について
  • 紫色:気になる参考文献について


ツリー形式でまとめる

後は存分にまとめていくだけです。

一度論文を閉じ、①Studyを選択してから②新しいノートを作成し、③まとめたい論文を選択していきます。

するとハイライトした箇所が勝手にロードされるので、それをドラッグしていきマップを生成していきます。ここはグラフィカルで直感的な操作なので説明は不要でしょう。

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マインドマップを生成する

個人的な感想としては、1つのノートにまとめられそうな論文数は20個程度でしょうか。テーマごとにノートを分けると良いでしょう。


その他いい感じの機能

最近知ったのですが、Margin Noteにはプラグインを入れられます。そのためgoogle翻訳よりも翻訳精度が高いDeepLが使用できるプラグインがあり、それを入れる方法を下記に記します。

方法としては、 iPadから公式HPにアクセス
→ 「Advanced Scripting」
→ 「【MN Official Add-on】May 7th, Ver1.1.3:DeepL, a neural network translator with unprecedented quality」
→ 「Download」
→ ダウンロードしたファイルを開き、「MarginNote 3にコピー」
→ 入るはず

これにより、リーダーの右上の方にDeepLを起動するアイコンが出てきます。

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DeepLの起動手順について


最後に

MarginNoteはきれいにまとめられて、なおかつ検索機能も使用できるため、どの論文に何が書かれているかを思い出す手間もなくなってくるのではないかと予想しています。また、論文内でハイライトした数も見られるので、どの論文を既に読んでいて、どれだけ重要だったかを知れるよい機能も付いています。

ちなみに、海外では教科書などもpdfで配布されたりするようで、MarginNoteで教材を管理してくことがあるようです。教科書の内容が Ctrl + F できるようになったら便利ですよね。


本記事の机上の空論:MarginNoteを使っても、読んだ後にまとめない人が続出。