こんにちは。本記事は、1ヶ月間ブログ連投チャレンジの5日目の記事です。
今回は、電子工作をする上で今まで役に立ってきた補助グッズの紹介第一弾です。
電子工作は配線系の利便性が重要になってくるので、それをメインに紹介していきます。
配線編
ブレッドボード用のワイヤー
これはよく知られたものですよね。有名な製品ですが、昨年までは斜に構えて使用したことがなかったので、購入時には使用後の回路姿に感動しました。
この製品がないとき、構築する回路が複雑になるほどブレッドボード上の配線は複雑になります。
しかしこのワイヤーを使用すると、(違う回路だけど)圧倒的に見た目がシンプルになります。
そのため、デバッグするときに回路が理解しやすくなります。また、配線する際に穴が見えやすいため、指し間違えることが減ります。
※遠くの穴に配線する際は、通常のジャンパー線にする必要はあります。
ブレッドボードで試作実装する際には配線を高頻度で変えるため、始めからこのワイヤを用いて実装することはオススメしません。ある程度回路が確定してから変更すると良いでしょう。
耐熱通信機器用ビニル電線
回路をブレッドボードで実装するとき、ほしい色のジャンパー線が見つからないことがあるでしょう。そんなとき、自分で買ったこのような複線のワイヤーを使うことがあると思います。しかし、細い線の束を捻じっていたとしても、ブレッドボードに刺したときにモジャモジャとホツレることがありますよね。
そんなときに、下のワイヤーがオススメです。
赤丸がよくある線で、青丸がオススメ品の先端です。赤丸で囲われている部分をよく見ると、2・3本の細い線がうまく刺さっていないことが見て取れます。
それに対してオススメするワイヤーは内部が単線になっており、わざわざ束をねじる必要がありません。また、結構な硬さを持っており、ブレッドボードに刺す際に、グネグネして奥まで刺さらないということもありません。
好きな長さのジャンパー線が簡単にすぐに作ることができます。1つ前に紹介したようなワイヤすら、本製品を短く切断することで作成できるのです。
時間さえあれば、もう新しいジャンパー線を購入する必要が無くなります。
ICクリップS⇔シールドクリップS
次は基板実装時のデバッグに役立つ線です。
片方がみのむしクリップで、もう片方がトリガー的な形状になっています。このトリガー的な形状(ICクリップ)は細い線でもホールド可能です。 またこの先端形状は、クリップで挟めない間隔のところや、背が低いピンにも取り付けることが可能です。ガッチリとホールドする形で取り付けられるため、ちょっとした振動やらでは簡単には外れません。
私は主に、みのむしクリップ側をテスターやオシロスコープに繋げるようにして使用しています。
写真のように、基板にデバッグ用の穴を開けておけば、電源供給からオシロスコープでの電位の確認まで簡単にできるようになります。M5stackに適応するとかだったら難しいかもしれないですけれどね。
ジャンパー線を入れるケース
最後は、ジャンパー線のケースです。 これはJVCの有線イヤホンのケースで、使い道がないものの良い箱だったので、ジャンパー線ケースに再就職させました。

JVC カナル型イヤホン XXシリーズ ハイレゾ対応 重低音 ブラック HA-FX99X-B
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: エレクトロニクス
単体で売っているものではないですが、あまりに丁度いいサイズだったので気に入って使っています。大体50本くらいは入るので、外出先でちょっとした工作をしたいときにでも十分な容量を誇ります。
ケースに引っかかりがあり、カバン内でも勝手に開かないような安心感もあります。
おわりに
今回は電子工作をする上でオススメの、配線に関する補助グッズを紹介してきました。
ある本では、電子工作の問題の9割は配線面で生じると言われているほどに、配線には問題が生じやすいところです。そんな配線問題について、今回紹介した製品を皆さんが使うことで解決したら嬉しいなと思います。
それでは、また。